Should I stay or should I go

何処へも続いていない道にたどり着く。

突然道は終ってしまう。

 

道とは多くの人々が歩いている跡、

多くの人がある時期に歩いている跡、

人々がそこを歩かなくなれば、たくさんの人たちの生活に必要とされた道でも、

道は道では失くなり平原へと戻って行く跡が道。道具のひとつにすぎないのが道。

 

行き止まりにまで辿り着いた君はそこで、しばらく立ち止まって目をつぶる。

そして、引き返すことにする。

体を180度回して今まで左側から受けていた日差しを、右側にうけて

もときた道に進みだす。

モトキタミチ?  いや、目の前に続いていく道の風景はまったく新しいものだと気づく。今まで進んできた方向と180度向きが変わった道は、まったく違う道へと変わっている。

 

この道を新しく新鮮だと気がつき君は進んでいく。

何処へもつづいていない道はない。

行き止まりに辿り着いたら体を180度回して、その先に伸びる道を進めばいい。

その時に新鮮な道だと感じられる為には、まず、その行き止まりまで進んでみなくてはいけないのかも知れない。

 

f:id:swingswingswing:20150520104547j:plain