草むらの道を進む。突き当りに祠が有るはず。 わたしがヨチヨチと歩き出した数十年前に、もうその祠は建っていて、 その頃すでにもう草臥れていた。 強い太陽の光をあび、雑草が私の背丈よりも高く生い茂る。 祠の屋根が雑草のすきまからチラチラと見えてき…
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