思い出し

 


昔のことを人は【思い出】と呼んで思い浮かべる。

 

記憶している思い出。
すでに記憶してると思っていても、思い出せないこともある。

それは半分忘れていると、呼ばれる。


忘れていると、いや、そもそも始めから記憶の中にあるなんて全く思っていない、

出来事や形や色、そして匂い、味をふと思い出すことがある。

 でも、それは過去に経験したものが甦ったことなのだろう。

 

では、寝ている間にみる夢の中身についてはどうだろう。

思い出せるものがあり、思い出せないものがある。

 すべて自分の頭の中でのできごとのはずなのに。

さらに、その内容は過去に経験した以外のものが含まれている様に思える。

 空を飛行機ではなく、腕を広げただけで飛ぶこともできる。 

そして、目覚めてから思い出す。 私は空を飛んでいたと。

 

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